新型コロナウィルス感染拡大を受けて「なかだの森であそぼう!」開催判断について

今後の開催予定についてはfacebookでお知らせします

日々変化する“新型コロナウイルス”関連の状況に右往左往の毎日。
「クラスター」「感染拡大重大局面」 「緊急事態宣言」「ロックダウン」と 聞き慣れない言葉が並びます。

「今は、なるべく外出を避けて家に居ましょう!」と言われても、 いつまで続くか解らな い状況の中、 パワーあふれる子どもを お母さんひとりで抱える姿を 想像するだけで悲鳴が聞こえてきそうです。
4月1日、緊急理事会(ウェブ参加の理事も含めて)を開き、 今後のプレーパーク「なかだ の森であそぼう!」の 開催について協議しました。
3月に入ってからの「なかだの森」は、 毎回大賑わい。
屋外活動の安心感と子どもと過ごす居場所を求めて、 懐かしい顔ぶれや初めて参加する人たちが 大勢参加してくれました。
こんな時だからこそ、プレーパークの果たす役割を 強く実感することとなりました。

しかしながら、 1ヶ月の間に東京都内の感染者数の増加と 世界の医療崩壊の実態。 そして国内の医療現場の悲鳴も聞こえる中、 これまで通りの開催は難しいと確認しあいました。
屋外活動であっても開催するとしたら、 様々な対策をとることが必要となります。
これまでは行っていない受付での検温や 参加者の連絡先の記入はもちろん、 「なかだ鍋を作って一緒に楽しく分けあって食べる」 「大人も語り合い支え合う関係づくりをする」 「子ども が群れてあそぶ空間づくりの工夫」など、 これまで大切にしてきたことが難しくなります。 「なかだの森では、何をやってもいい」という訳にはいきません。
出来る限りの感染予防の対策をしない限り 開催は難しい状況です。
いままで通りの「居場所」を求める声に答えたい。
けれどそのための対策をしっかりと取るために 4月3 日(金)のなかだの森の開催は中止することにしました。

日々状況が変化している今、 次週に関しては未定とさせて下さい。

その都度、状況を判断し、 「子どもが主人公の居場所づくり」をしてきた当団体として、 全力を尽くしていきたいと考えています。
そしてこんな状況だからこそ、 子育て真っ最中のお母さんたちの心の声を しっかり受けとめたい。
不安やモヤモヤを胸の奥にしまって ひとりで苦しまないで! ぜひ今の気持ちを聴かせて欲しい。
集まって語り合うことが難しい今、 メールであなたの気持ちを聴かせていただけるとうれしいです。

また、子どもたちの様子や、今だからこそ している過ごし方の工夫やアイディアも ぜひお聞かせください。
大人の不安は、子どもたちに伝わります。
こんな時だからこそ、 つぶやきあえる関係を大切にしたいと思っています。

そして、1日も早く子どもたちが思いきりあそぶ姿を 大人たちがうれしく見守れる日常が戻りますように 願ってやみません。

代表 中川ひろみ