VOL.86 2022年3月3日(木) NPO定期総会4月30日開催です!、他  


毎月第一木曜日にお送りしているメルマガ、

「今月のまなざし」。

活動のお知らせや報告だけでなく、
まなざしに関わる人々の想いを
みなさんにお届けしたいと毎月第一木曜日に発行しています。

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こんにちは!

日差しや風に春を感じるようになりました。

今日はひな祭りですね。
我が家は飾ったばかりのお雛様、
もう少し楽しみます。

なんとなく、ドキドキするような、
ワクワクするようなこの季節。
年度末までの残りの日々を、
一日一日、大切に過ごしたいと思います。

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今月のまなざし
特定非営利活動法人 子どもへのまなざし
メールマガジン vol.86 2022年3月3日(木)発行
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このメールマガジンは、
当団体にメールアドレスをご登録いただき
「メルマガ配信希望」されている方に配信しています。

■Contents
1.【NPO定期総会】4月30日開催です!
2.子どもたちの「今」を考える Vo.1 居場所とは
3.3月の森
4.まなざしスタッフ・ミーティングを実施しました!
5.まなざし☆インフォメーション

◎ご連絡先(住所・電話・メール)に
変更やメッセージがございましたら、
下記フォームからお知らせください。
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1.【NPO定期総会】4月30日(祝・土)開催です!

NPO定期総会を4月30日(祝・土)に開催します。

年に1回まなざしの運営に関して、
皆さんと顔を合わせ語りあい、
まなざしのこれからを決める大切な場です。

正会員は議決権を持ち、
NPOの運営に関して重要な事項の決定に関わることができます。

応援会員は、議決権はありませんが、
総会の場で意見を述べることができます。

正会員、応援会員以外の方は、
総会を傍聴することができます。

このメルマガを読んでくださるみなさんも、
もちろん、ご参加いただけます。

当日は、みなさんと集中して考える時間を持ちたいと考えています。
お子さんの預り保育の体制は整えることができませんので、
ご理解の程お願いいたします。

時間・開始方法などの詳細は次号のメルマガでお知らせします。

GWが始まるお忙し時期とは思いますが、
是非、ご参加ください。

みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

NPO法人子どもへのまなざしでは、
「子どもを真ん中に考える社会」を
共に創り続ける会員を随時募集しています。

詳細は
http://www.manazashi2009.org/support.html
をぜひご覧ください。

ご不明な点は当団体事務所、
またはなかだの森でお気軽にお問い合わせください。


2.多様な学びを保障する居場所を!
 子どもたちの「今」を考える 

 Vol.1 居場所とは

地域に子どもたちが「自由」にあそび育つ居場所づくりとして
「プレーパーク」を開設して13年。
2、3年前から週1回の開催日に
「今日はどうしても学校に行きたくない」
「学校に(行きたくても)行かれない」という
子どもたちと出会うようになってきました。

その理由は子ども自身に聞いてもあいまいで、
なかなか言葉にしてくれないものです。
けれど、プレーパークで遊びながら、
時折つぶやいてくれる言葉の中に傷つきや、
やりきれなさを抱えて苦しんでいる姿を感じてきました。

学校は心が折れてまで、まして命を削ってまで
行かなくてはならない場所ではありません。

 2021年10月に文科省より
「子どもの自死が31%増加、不登校も8.2%増加した」と
調査報告の発表がありました。

今こそ、学校でも家庭でもない、
多様な学びを保障する第3の居場所が必要です。

手探りながら、日野市西平山にフリースペース
「よせるふ」(仮称)を2022年4月より開設します。

メルマガ『今月のまなざし』では、
フリースペースの開設に合わせて
今の子どもたちを取り巻く環境や居場所について、
本や言葉などをご紹介しながら、
皆さんと学びを深めていきたいと思います。

第1回目は
『居場所づくりの原動力 
子ども・若者と生きる、つくる、考える』(松籟社)の中から
編集者である高橋寛人さんの「居場所とは」をご紹介します。


『居場所づくりの原動力 
子ども・若者と生きる、つくる、考える』
(松籟社)

http://ur2.link/GgEV
(→Amazonにリンクします)

編著者 柳下換/高橋寛人 
著者  石井淳一/佐藤洋作/西野博之/奥地圭子


P21~22より抜粋

ところで、「居場所」とは何でしょうか。
私は「存在を肯定される場所」と答えています。

(中略)

子どもたちは思春期、
不安定のままにチャレンジして何回か失敗をします。

自分のためを考えて自分を支えてくれる人がいると思えれば、
失敗を恐れずにチャレンジできます。
そして成長します。

支えてくれる人、肯定してくれる人がいないと、
自分を大切にできず、成長のためのチャレンジがうまくできません。

小学校高学年や中学生の頃、
夜中に布団に入って「このまま、もし自分が死んだらどうなるだろうか」
と考えたことはないでしょうか。
自分が死んでも「心から悲しんでくれる友達がいない」
いたとしても「来年四月のクラス替えの時に
自分のことを思い出してくれるだろうか」と考えるとおぼつきません。
子どもがいろいろ考えをめぐらしても、
自分自身が世の中に必要不可欠であるという結論は、
論理的には出てきません。

ただし、多くの子どもは、親が泣くほど悲しみ、
おじいちゃんやおばあちゃんもとても悲しむだろうと思うことが出来ます。
つまり、自分が大切にされているという実感を持っているのです。

(中略)

自分を大切にできるのは、このように他人から大切に想われている、扱われているからです。
存在そのものを肯定されているからです。
他人から肯定されているから、
自分自身を肯定できるのです。
肯定できるから、成長のための努力ができるのです。


そもそも生まれてきてくれて「ありがとう」の
大切な存在であるはずの子どもの
ひとりひとりのありのままを肯定できない世の中でいいはずがない!

同じスピードで同じことが出来るようになることが求められたり、
条件つきの承認(出来るようになった事や大人の言うことが聞ける子など)の中で
「自分なんて…」と自己肯定感を下げていく子どもたち。

本の中にも「社会全体が学校化している」
という表現がありました。
正しさを追求するあまり、
子どもにも失敗を極端に許さない世の中になっているように感じます。
本当は、失敗から学ぶことの方が多いはずなのに…

家庭の育て方や学校のあり方のせいにしても始まらない。
今こそ市民の小さな力を集めて
「子どもが仲間と育ちあう居場所」を創り出したい。

地域には地域の役割がある。
簡単なことではないと思うけれど、
もう少しも放っておけないという危機感で挑みます。

たくさんの人のご支援、
お力添えをよろしくお願いいたします。

(hiromin)

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フリースペースについてのご相談、お問合せは
こちらから↓

●保護者の方、居場所づくりに力を出したい方
(ご相談/お問い合わせフォーム)
https://forms.office.com/r/wpNpwX0wQS  

●応援して下さる方
http://www.manazashi2009.org/support.html


3.なかだの森であそぼう!3月の予定

春の訪れを感じる季節になりました。

今年は寒い冬だった分、
春の暖かさがひとしお嬉しく感じます。

今月も森でお待ちしています!

3月は開催日に変更がありますので
ご注意ください。

【3月の予定】

4日(金)
5日(土)
11日(金)
18日(金)★
19日(土)

※3月の土曜の森は、第1週(5日)と第3週(19日)となります。
25日(金)はお休みです。

※なかだ鍋はありません。

※10:00〜17:00
時間制限や予約の必要はありません。
お好きな時間にきてくださいね。

※★第三金曜日は森の相談室です。
10:30〜13:30ごろまで、
相談員の八木さんが森にいらっしゃいます。

相談というと構えてしまうけれど、
八木さんに普段感じていること、
モヤモヤしている事を話すことで
気持ちが整理されていく自分に気が付くかもしれません。

人生の大先輩でもある八木さんに
気軽につぶやいてみるのはどうですか?

予約はいりません。
お子さんのあそぶ姿を見守りながら
八木さんの座るベンチのとなりの席へどうぞ♪


4.まなざしスタッフ・ミーティングを実施しました!

毎年、年明けに行っているまなざしスタッフミーティング。
今年も、1月9日に当団体に従事しているスタッフを集めて
語り合う時間を持ちました。

事業の広がりに伴って、いつの間にかスタッフの人数も約30名。
プレーパークスタッフ、保育スタッフ、事務局スタッフ、
公園管理スタッフ、病児保育スタッフなど、
それぞれの場所で力を尽くしてくれているけれど
一同に会する機会がほとんどない私たち。
(※病児保育… 2021年4月より日野市立病院の
医療従事者を対象とした「病児一時預かり事業」を受託しています。)

今回のミーティングでは、
お互いの気持ちをじっくり聴き合う時間を持ちました。
「仕事をする上であなたが大切にしていることは?」
「仕事をしていてモヤモヤすること、
もっとこうしたいと思うことは?」
という問いをあらかじめ考えてきてもらい、
3人組で話す人と聞き役に別れて
相手の言葉に心を寄せて聴き合う時間をたっぷり持ちました。

聞き役の人は、アドバイスや分析はなし。
ひたすら頷き相手の気持ちを受け止めます。

最後はハートの交換をし、
互いの存在を認め合う言葉を掛け合いました。
以下、最後のひとり一言より

・自分の気持ちを安心して、正直に話すことが出来た
・聞いてもらうって、気持ちがいいんだなぁ~
・立場の違う人の仕事の話が聞けるいい機会だった
・他の職種の話を聞いて「共にある」存在を感じることが出来た
・人の話を聞くのはこんなに楽しいんだ!とわかった
・ハート交換であたたかい気持ち
・自分はなんてステキな仲間に囲まれているんだろう

年の始めに豊かな時間を持てたことに感謝して、
新しい年度を迎えたいと思います。

(hiromin)


5.まなざし☆インフォメーション

■なかだの森であそぼう!

開催スケジュールはこちらから→
https://goo.gl/U9NEXZ

【3月の予定】

4日(金)
5日(土)
11日(金)
18日(金)★
19日(土)

※3月の土曜の森は、第1週(5日)と第3週(19日)となります。
25日(金)はお休みです。

※なかだ鍋はありません。

★第三金曜日は、「森の相談室」開催中。
10:30〜13:30ごろまで、相談員の八木さんがいらっしゃいます。

<新型コロナウィルス感染拡大させないために>

感染拡大防止のための注意事項などは
ブログをご覧ください。

http://nakadanomori.blogspot.com/2022/02/3.html#more

◎感染拡大の状況によっては、
森の開催を変更・中止することがあります。
その場合は、ホームページ・Facebookなどで
お知らせいたします。

■野外保育「まめのめ」園児募集中です!
とことん外で、とことん仲間と、
とことんあそぶ!

ご興味のある方、
お気軽に事務局までお問い合わせください。

※野外保育「まめのめ」は認可外保育施設となりました。
詳しくはHPをご覧ください。

野外保育「まめのめ」詳細ページ→
http://www.manazashi2009.org/mamenome_new.html 

まめのめブログ→https://blog.canpan.info/mamenome/

■Amazon欲しい物リストができました!!

「なかだの森であそぼう!」の活動に使うものをはじめ、
どれも当団体の活動に必要なものばかりです。

ご支援よろしくお願いします。

http://www.manazashi2009.org/support.html#amazon


次回は2022年4月7日(木)配信予定です。
メルマガへのご意見・ご感想ぜひお寄せください。
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変更がございましたら、
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発行部数:758部
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編集発行:特定非営利活動法人 子どもへのまなざし
メルマガ編集部:藤浪里佳、松永由希子、柳澤桂子
【公式HP】http://www.manazashi2009.org/
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